
先日
Cafe'de Blue で開催された「PLUG-IN」。
初めてご一緒させていただいた、Great Bardo のささきさんから
「ぜひ使ってみなはれw」と提供していただいた
Roland R-MIX 。
コレを用いて制作された彼らのサウンドやパフォーマンスは
本当にオーディエンスを魅了して余りあるものでした。
サウンドチェックやリハ、そして本番まで共に濃厚な時間を過ごさせていただき
本当に良い刺激でした。
さて、この R-MIX 。
2012年に既に発売されていることもあり、ネット上にも多くの情報があります。
Rolandの誇る2大技術、V-Remastering と VariPhrase によってオーディオを可視化。
レベルの高い音から順に赤→緑→青として、縦軸に周波数、横軸にPANという配列で表示。

画面上はこんなビジュアル。意外ととっつきやすい雰囲気ですね。
マウスで範囲指定して、その部分のパラメーターをエディットするんだな、とすぐわかる(笑) 。
確かにこれなら簡単にボーカルキャンセラーとかとして使用できますね。
さらには、パラメーターはオートメーションを書いて制御可能らしい。実に面白そうだ。
ちょっと触ってみてとりあえず思いつくのは、ミックス後よりもミックス前。
パラでトラックを .wav で書き出しておいて、R-MIXで読んでみる。
トラック同士で重なる周波数がわかるので、カットしたり交差させたりが「見える」んですよね。
それからミックスすることで、アンサンブルの輪郭を現在よりも自在に扱うことができそう。
伴って、リバーブ、ディレイ等の空間系エフェクトがもっと積極的に使えるんじゃないかと。
本来は1トラックの部分を原音を固く作って、残響だけは別に作って、後でブレンドするとかいう
細かい方法論は様々ですが、そういう手法は、考え方として昔からあった。
本来の使い方ではないかも知れないけれど、パラでもミックス時でも活きてくる気がしますね。
残念ながら Logic pro X のプラグインとしては機能しませんが
Celemony Melodyne もスタンドアローンで使用しており、当方の使用環境上は問題無し。
作編曲だけではなく、音響面でのクオリティも望めそうな気がしています(笑) 。
現在もまだまだ多忙で、釣りにも音楽にも自由に時間を割くことができずにいます。
それでも、向上心と興味は失わずにいられる。
先日のステージは、そんな良い刺激に溢れていましたね。
とりあえず徹底的にいじり倒して理解したいソフトがまたひとつ(笑) 。
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